ガンショップHBLTのブログ

マルシン スーパーブラックホーク レビュー

こんにちわ、まえやんです。
今回は、マルシンのスーパーブラックホーク 10.5inch 木グリップ仕様をレビューします!!

マルシンのスーパーブラックホークには様々なバージョンがあります。
今回はその中から、10.5インチ 6mmガスリボルバー、ABS Wディープブラック 木製グリップをピックアップ。
それでは早速ご紹介していきます♪

実銃「スーパーブラックホーク」について

一言でいうと、現代のSAA!

第二次世界大戦前にはコルト社はSAA(シングル・アクション・アーミー)の生産は終了していました。
現代的なダブルアクションリボルバーや自動拳銃に置き換わっていくことになります。

1953年、スタームルガー社がシングルアクションリボルバーである「シングルシックス」を発売すると これが結構人気上々で、ならばということで1955年、SAAを模した.357マグナムを使用する「ブラックホーク」を発売開始することになります。

そしていよいよS&W社により44マグナム弾が開発されると、その弾丸を利用できるように改良された「スーパーブラックホーク」が誕生した!というわけですね。

「スーパーブラックホーク」は強力な44マグナム弾のパワーをうまく処理できるそうで、ハンドガンハンティングの世界ではトップチョイスの一つであるとのこと。
また、高価なSAAよりも手に入りやすい価格と美しさから観賞用としての利用や、その使いやすさと耐久性の高さからクイックドロウ(早撃ち)などの速射競技用として人気が高いそうです。

決してロマン銃ではないんですよ「スーパーブラックホーク」は!

パッケージ

それではエアガンに戻ってまずはパッケージから。
いつも思いますが、ホントこれから開ける箱をみてるとワクワクするんですよね、、、
黒い箱にワイヤーフレームのブラックホークとロゴ。秀逸なデザインです。

側面には仕様を示すシールが貼られています。

蓋を開けたところ。
本来は銃本体がビニールに包まれています。
6発のカートは装填済、他に少量の6mmBB弾とHOP調整用の六角レンチ、マニュアルが付きます。

左側から

素材のABSにメッキを施し、塗装はブルーイング仕上げの「Wディープブラック」。
美しい、、、。ほれぼれするスタイルと光沢です。

バレルに「BEFORE USING GUN-READ WARNING IN INSTRACTION MANUAL AVAILABLE FREE FROM —- MADE IN JAPAN MARUSHIN INDUSTORY CO.,LTD —」の刻印が。

「(日本製)ガンを使用する前にマルシン工業株式会社から無料で入手できる取扱説明書の警告を読んでください」という意味でした。
カッコいいことが書いてるわけじゃなくメッチャ普通で好きです。

フレームには「RUGER .44 MAGNUM CAL NEW MODEL SUPER BLACK HAWK」の刻印

右側から

右側には刻印はありません。

下側から

パーティングラインは見当たりません。

マズル

インナーバレルは1.5cmほど奥まったところにあり、ちょっと斜めから見た程度では見えないのはうれしい。
写真ではわかりにくいですが、ライフリング加工がなされています。

シリンダー

シリンダー横側から。
装弾数は6発。他の一般的なリボルバーに見られるシリンダーの溝がない、ノンフルーテッド(溝のない)シリンダーです。
強力な44マグナム弾を撃つための補強として溝を掘っていないんですね。

シリンダー右後方から。ローディングゲートを開いたところ。
ゲートを開くことで、ハンマーをハーフコックにすることなくシリンダーを回すことができます。

この状態でエジェクターロッドを引くと、薬莢(カート)が取り出せますが、そんなことをしなくても銃を斜め上に傾ければ自重で取り出せます。
「じゃあなんでエジェクターロッドがあるの?」ということなんですが、実銃の場合は弾丸発射直後 熱で薬莢が膨張して出にくくなりますし、手で取ろうにも熱くて触れないので必要なのです。

シリンダー前面から。
メカニカルでありながら優美な曲線。何度も言いますがとてもキレイ。

ちなみにカートを取り出さなくてもここからBB弾を詰めれたりします。
サバゲーでロードする際は多用しそう。

ハンマー&トリガー

ハンマーとトリガーは銀色ですが、過去のロットでは黒色のものもありました。
両方とも指をかける場所がSAAより幅広くなっており、より扱いやすく工夫されています。

トリガーガードの後部が角ばっているところがSAAと見分ける もっともわかりやすい部分ですね。

サイト

フロントサイトはSAAよりも大型に。
これも見分けるポイントになります。
傾斜についたギザギザが光の反射を防ぎ、視認性の向上に役立っています。

リアサイトはネジで上下左右の調整が可能。

覗いたところ。視認性に問題なし!

グリップ

プラグリップ(上)と木製グリップ(下)を並べてみました。
やはり美しさや握った時の質感を比べるとやはり木製グリップに軍配があがります。
とはいえ僅差。プラグリップも木目のプリントが施されていて落ち着いた渋い印象。いいものには違いありません。

グリップ上方両側に、スタームルガーのメダリオンが。
木製グリップのほうは底が平らで、プラグリップの底は少し反った形をしています。

ガス注入口は少し斜めになっていますね。

HOP調整

ホップ調整は上面にある小さい穴から行います。
付属の六角レンチで穴の中にあるHOP調整用スクリューを時計回りに回せばHOPがかかり、反時計回りで開放されます。
ごく少量で調整できるようになっているので、回しすぎに注意を!

カートリッジ

Xカートリッジと呼ばれるカートは6発入り。
弾頭にBB弾を詰め込んで準備完了。いよいよ実射です!

実射

丁寧にカートを入れていきます。
一番ワクワクする瞬間です!

初速は0.2mmBB弾使用で、60前後をマーク。
ゲームユースには物足りないかもですが、近接戦には十分だと思います!

まとめ

ハンドガンとしては長身であることと装弾数やロードの手間を考えるとサバゲーに持ち込むにはロマンが必要ですが、美しさは断トツだと思います。観賞用に欲しい、、、。

「マルシン スーパーブラックホーク」はいかがでしたでしょうか?
それではみなさま、よいガンライフを!!

writer:まえやん

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