ガンショップHBLTのブログ

東京マルイ U.S.M14 と M14 SOCOM を比較!

こんにちは。ゆずるです。

今回は、東京マルイ社の電動ガン、U.S.M14とM14 SOCOMの比較をしてみたいと思います。
実銃と電動ガンについてお話しし、その後、U.S.M14とM14 SOCOMの比較をしていきます。

実銃のM14について

M14は1957年にアメリカ軍に正式採用されたライフルです。
7.62mm弾薬を使用し高い威力と長い射程をもつライフルで、ベトナム戦争に投入されました。
高性能なM14でしたが、高温多湿のベトナムのジャングルでは、木製のストックが湿気で変形することがあったり、取り回しが悪かったり、射程が活かせないなどその性能を発揮できず、主力小銃の座はすぐM16に取って代わられました。
それ以降、長きに渡り細々と運用をされることとなりましたが、、、。
再び前線で日の目を見るのは、それから30年以上経った2000年代以降のアフガニスタン紛争とイラク戦争になります。
見通しがよく交戦距離の長い戦場が多くなったことで、高威力、長射程のM14に再び注目が集まります。
ライフルスコープを搭載してセミオートのスナイパーライフルとして使われるようになった他、ストックなどを近代化改造したM14 EBRが作られるなどして、前線へ投入されるようになりました。

電動ガンのM14について

「U.S.M14」と「M14 SOCOM」ですが、基本的な性能についてはあまり変わりません。
両社ともスタンダードタイプの電動ガンで、次世代電動ガンを除けば東京マルイ社ではトップクラスの命中精度と射程を誇っています。
サバゲーではその命中率を生かしてスナイパーライフルとして使われることも多いです。
マガジンは、7.62mm仕様なので、M4系と比べると幅が大きく短いです。
銃への挿入方法はAKやG3のように、マガジン前方を引っ掛けてから挿入する形式となっています。
バッテリーはストック内に収納するので、ミニSタイプも余裕で入ります。

U.S.M14とM14 SOCOMの比較

では本題の比較を行って行きたいと思います。
今回の比較する2挺は私が数年程前に購入した物で、U.S.M14はファイバータイプODストックバージョンです。
ベトナム戦争で使われたモデルをイメージさせる「ウッドストックカラー」も販売されていますが、ODストックバージョンとの違いはストックのカラーが違うのみで他の違いはありません。
M14 SOCOMは、民間向けのSOCOM16をモデルにしていると言われており、ブラックストックバージョンのみとなっています。

重量差はあまり感じませんが、取り回しに関しては明らかに違います。
16センチ程の差があるので、バリケードが多い所やブッシュが深い所では更に違いを感じます。

★全体

上:M14 SOCOM
下:U.S.M14

重量差はあまり感じませんが、取り回しに関しては明らかに違います。
16センチ程の差があるので、バリケードが多い所やブッシュが深い所では更に違いを感じます。

★銃口付近

上:M14 SOCOM
下:U.S.M14

M14 SOCOMのフラッシュハイダーを家で紛失しました(-_-;)
普段はサプレッサーを付けているので問題ないのですが(^^;

★フロントサイト

右側面から
上:M14 SOCOM
下:U.S.M14

後方から
左:M14 SOCOM 右:U.S.M14

この銃口付近は大きな違いの1つです。
U.S.M14は、フラッシュハイダーとフロントサイトが一体型の為、サプレッサーなどを取り付けようとすると、フロントサイトがなくなります。
M14 SOCOMは、写真の通りフラッシュハイダーとフロントサイトは別なので、サプレッサーなどを取り付けても、フロントサイトは残ります。

U.S.M14の方が狭くM14 SOCOMの方が広いです。おそらく、M14 SOCOMは近距離戦を意識しているためだと思われます。
アイアンサイトは普段使っていませんが、狭い方が遠くを狙いやすいです。

★ハンドガード付近

上:M14 SOCOM
下:U.S.M14

 

M14 SOCOMはハンドガード上部前方にマウントベースがあり、光学機器を載せられるようになっています。
私はここにM2 COMPタイプのドットサイトを載せています。
あと、M14 SOCOMのボルトキャリアのアームに、SOCOMの刻印があります。
M14 SOCOMは、M14の民間モデルであるSOCOM16をモデルにしているようで、SOCOM16にも刻印が入っています。

★ボルトキャリア付近

上:M14 SOCOM
下:U.S.M14

U.S.M14の排莢部パーツを一部取り外していますが、そのパーツもM14 SOCOMと同じもので、両者の違いはありません。
ボルトキャリアは金属製でチャージングハンドルの操作が楽しいのですが、あまりやりすぎるとアーム部分が破損することがあるので注意が必要です。

★刻印

左:M14 SOCOM
右:U.S.M14

刻印も違いはなく、両方とも同じ刻印になっています。
M14はいくつかの会社で生産されており外観上の差はないのですが、刻印は各社で違いがあります。
東京マルイ社は、一番最初に生産を行ったスプリングフィールド・アーモリー社の刻印を採用しています。

★ストック側面

上:M14 SOCOM
下:U.S.M14

両方とも握る部分にチェッカリングがあり滑りにくくなっています。
写真の角度が悪くスリングスイベルの角度が違うように見えますが全く同じです。

★ストック後方

左:M14 SOCOM
右:U.S.M14

両方とも実銃同様ショルダーレスト機能があります。電動ガンでは意味はありませんが(^^;
厚さも変わりがなく、実際に構えても違いを感じません。

★ストック後端(バッテリー格納)

U.S.M14

写真はU.S.M14のみですが、M14 SOCOMも全く同じです。
ショルダーレストを上に開き、フタを開けるとコネクターが出てきます。コネクターはラージバッテリー用の
コネクターになっています。ですが、ミニコネクターへの変換コネクタが付属しています。
M14 SOCOMの写真がないのは、FETに交換してしまったので敢えて撮りませんでした(;´・ω・)

★最後に

上:M14 SOCOM
下:U.S.M14

右:M14 SOCOM
左:U.S.M14

最後に、私がゲームで使っている状態のものを載せてみました。
両方ともM2COMPのドットサイトを載せていますがこれは映画の影響です(^^;
他のドットサイトやスコープを載せるとまた違うカッコ良さがあります。

まとめ

今回はU.S.M14とM14 SOCOMの比較をしてみましたがいかがだったでしょうか?
同じように見えて違うと思われた方もいれば、そんなに違わないなと思われた方もいると思います。
私の正直な感想として、そんなに違わないようで、やっぱり違うなと思いました(^^;

実際にゲームで使ってみると取り回しは断然M14 SOCOMの方が上です。
上の写真では長さが12センチほどの差で、その10数センチでだいぶ違います。
でも、U.S.M14も好きなので、広いフィールドではU.S.M14を使っています。

今流行りの、ショートサイズのM4系と比べると、古臭い様にも見えますし重くて長くて使いづらいです。
けど、そこがカッコいいと私は思っています。
サバイバルゲームは自分が使って楽しい銃が一番だと思っているので(^^)
今回は長くなってしまいましたが、最後までお付き合い頂き、ありがとうございますm(__)m

writer:ゆずる

U.S M14 ODストックタイプ
M14 ノーマルマガジン 70連
M14 多弾マガジン 440連
ニッケル水素ミニS バッテリー
充電器 8.4V ニッケル水素用

SNSでもご購読できます。