みなさまこんにちは!
まえやんです。
今日は、マルシンの発火式モデルガン「COLT 25オート」をレビューします!

とても小さな自動拳銃として有名なコルト 25オート。
まずは実銃の来歴からご紹介。
1908年、コルト社はFN社の「M1905」をベースに「M1908 ベスト・ポケット」を発売。
1948年の発売終了まで、ベストのポケットにも入るほどの小さな自動拳銃として人気を博しました。
1958年、スペインのアストラ社に同社「アストラ 2000」ベースとした「ジュニア・コルト(コルト25オート)」の製造を依頼、輸入販売が始まる。
1968年にアメリカにて輸入銃への法規制が行われ、輸入を中断。
1970年よりアメリカ国内での製造に切り替えたのち、1974年まで生産されました。
「アストラ 2000」自体もFN社の「M1906」をベースにしているので、コルトオートの風合いがありながらもFN社の遺伝子が大きく残っているようですね。
それでは早速いってみましょう!
パッケージ


まずはパッケージ。
中型オートのパッケージと比べるととても小さい!
500mlのペットボトルと並べれば、その小ささがわかるでしょうか?
茶色をベースにエンジ色の帯と文字は、まるでチョコレート箱のようです。

側面には内容物を表すシールが。

箱を開けたところ。
本来、本体はぶ厚いビニールで包まれています。
箱が小さいので、マニュアルは二つ折りになってますね。

本体とマニュアルの他に、マガジン、カート5個、カートプライマーOリング5個、メンテナンス用のレンチ、ローダーが同梱されています。
マガジンは一本のみですね。
2色を用意

今回は2色を用意しました。

こちらはWディープブラック、素材はABS樹脂になります。

黒を2回に分けて塗装して深い黒に。磨きがかかって光沢があります。

こちらはヘビーウエイト樹脂製。以前のHWに比べてより質感が上がった「エクセレント ヘビーウエイト」と呼ばれています。

ABS製に比べてやはりこちらはズシっときます。
グレーに近いブラックで光沢はなく、そのままでもカッコイイですが、ブルーイングする楽しみもあります。
今回はこのHW製のものを見ていきましょう!
驚きの小ささ

まずはその小ささに驚きます。
すっぽりと手のひらに収まりました。
スタッフの女性からは「カワイイ!」という声も。

TANIO-KOBAのガバメントと比較すると、その小ささがより分かりやすいと思います。
グリップパネルの幅はほぼ同じなので、ずんぐりした体型に。
それが「カワイイ!」と見える要因でしょうか。
秘匿性抜群ですね!
本体正面

スライド正面には
「COLT’S PT.F.A. MFG, CO, HARTFORD. CT. U.S.A」の文字と、コルトのトレードマークである若い雄馬の刻印。
スペインからアメリカに工場を移したあとのイメージですね。

スライド先端の意匠はコルトガバメントを彷彿させる切り欠きが。
シンプルなトリガーで、セレーションなどはついていません。

後端は短めのビーバーテイル、グリップセーフティは付いていない造り。

ハンマーを起こしたところ。ファイアリングピンが見えますね。
本体外装右面

右面を見てみましょう。

スライドにトレードマークと「COLT AUTOMATIC CALIBER 25」、フレームにはシリアルナンバーが刻印されています。

スライドオープン時。
サイト、マズルなど

小さめのフロントサイト。
コンシールド銃は衣服やカバンの中から取り出すときに引っ掛からないよう、鋭角は作らない造形になっています。
スライド上面にはセレーションが。

マズル内にはキッチリとプレートが入っています。
スライドの形はM9A1のように丸くなっていますね。

小さめなリアサイト。
見にくいかもしれませんが、コンシールド銃が必要とされるのは相手とかなりの接近時。
それよりも邪魔にならない造りが優先された模様。
グリップ


木製グリップが標準装備はうれしいところ。
右側のグリップには、マガジンリリースボタンを通す穴が開いています。
マガジン

本体にカートが5発付属してます。
マガジンチェンジを味わいたいなら、スペアを購入ですね!

手持ちのカスール弾と比べると遠近感がバグります。
ほんとに小さくてかわいいカート。
重量

エクセレントヘビーウエイトはカート、マガジン込みで534g。

Wディープブラックは、499gでした!

いかがでしたでしょうか?
今回はマルシン コルト 25オートを紹介しました。
それではみなさま、よいガンライフを♪
writer:まえやん









