こんにちは、まえやんです。
今回はアメリカ南北戦争から西部開拓時代の中期まで活躍した、「レミントン ニューモデルアーミー」HWS(ハートフォード)社製モデルガンの写真をアップしていきながら、お話していきたいと思います。

正面から
来歴:「ニューモデルアーミー」はアメリカのレミントン社により1863~1875年にわたり生産されたパーカッション式のリボルバーです。

正面から(2)
1863年は南北戦争の真っただ中、リンカーンが奴隷解放宣言を行った年です。
南北戦争は1865年、北軍の勝利で終戦。そのころ日本は明治時代が始まる3年前、幕末の終盤でした。

正面から(3)
生産が終了した1875年はアメリカ西部開拓時代の中頃。
西部開拓時代の銃といえばコルトSAAを誰しも思い浮かべますが、SAAのように装填の容易なメタルカートリッジ式リボルバーの普及まで活躍したと言えるでしょう。

右後方から
ニューモデルアーミーの弾丸装填はパーカッション式といい、シリンダーのホールに、火薬→弾丸を入れてローディングレバーで詰め込みます。
脱落防止に固形グリスでシールすることもあるとのこと。

ローディング
写真はローディングレバーを下げたところ。テコの原理でシリンダーの下の穴を詰め込みます。

左前方から
モデルガンについて:全長350mm、銃身長205mm、重量620g。
本体はHW樹脂製、金属と見紛う程の質感ですね。

リアサイト
6発装填。5mmキャップ火薬を用いることで発火できます。

刻印
写真はオクタゴナル・バレル上部の刻印。実物とは違いますが、味があります。

バレル先端
フロントサイトは金色で、現代銃に慣れた私にとっては変わった形。

トリガーガードとグリップ
ハートフォードのニューモデルアーミーには数種のバージョンがありますが、こちらのバージョンのグリップは木製。
やはり木製グリップの味わいは格別です。
トリガーガードは真鍮メッキされた亜鉛ダイキャスト製とてもキレイ。ピカピカに磨いておきたいですね。

HWSモデルガン パッケージ

付属品
ニップル・キャップ入りアンティーク調キャップ缶、ニップル・レンチなどが付属します。

ニューモデルアーミー、いかがでしたでしょうか?
ラストの写真のボトルはシングルモルトウィスキー「グレンフィディック」。
この銃の持ち主はスコットランド系だったのでしょうか?
いろいろ思い描くのも楽しいですね♪
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
writer:まえやん



