みなさまこんにちは!
まえやんです。
今日は、マルゼン社の「ワルサー P-38 ガスブローバック」をレビューしたいと思います!

P-38はカール・ワルサー社製の9mm軍用オートマチックピストル。
1937年に開発され、翌年1938年にP-38としてドイツ国防軍の制式拳銃に採用されました。
さらにその翌年1939年から第二次世界大戦が勃発。その中でP-38はルガーP08と共にドイツ軍によって広く使用されました。
日本ではルパン3世の愛銃としてご存じの方が多いのではないでしょうか。
それでは早速みていきましょう!
まずはパッケージから

まずはパッケージから。
木目がプリントされた紙製の箱。

側面に正式名称などがシールされています。

こんな感じで納められています。
実際には本体はビニールの袋で包まれていますが、わかりやすいように出して撮影しています。
正面から

全長:215mm
重量:720g
スライドから伸びたバレルが特徴的なフォルムですね。

ホールドオープンしたところ。
スライドが現代銃に比べて大きく肉抜きされている形状のため、重心は後ろに。
そのせいか構えたときに取り回しやすい印象をうけました。

スライドの刻印「P.38」の右に「ac41」とあります。
「ac」とはワルサー社の企業コード、「41」は1941年の下2桁。
つまりワルサー社の1941年製ということですが、戦時中で企業名などを秘匿する必要があったためにこのような表現になっています。

スライドと、、、

フレームに「2807k」の刻印、これはシリアルナンバーだそう。

小さなマークの下に「359」と刻まれているものが3か所。
これはドイツ陸軍承認スタンプで「バッフェンアムト」と呼ばれています。
右側から

メカメカしい正面と比べてシンプルな右側。

こちらにもバッフェンアムトが。

フレームにも刻印。

こうして切り取って見てみると。同社の自動拳銃「PP」のデザインが一部踏襲されていることが分かります。
上部

大きくくりぬかれたスライド。
後の世にアメリカの制式拳銃となったベレッタM9を彷彿させますが、それもそのはず、M9はP-38のコピーと言われるほど参考にして開発されたそうです。
マズル

インナーバレルは先端より8mmほど奥まったところまで。
さらに金色の真鍮色ではなくシルバーなのでオモチャっぽさが無く、渋い仕上がり。
サイト

取り外しができるフロントサイトに

大きめのリアサイト。

フロントサイトが細く、視認性は良いかと。
下部

下部はパーティングラインが綺麗に処理され、滑らかです。
グリップ

グリップはもともとチェッカリングだったそうですが、メンテナンスしやすいよう太目の横溝となった経緯があります。
ランヤードリンク付き。

横溝のみだと実銃だと左右にぶれないのかな、、、。
マガジン

マガジンのリリースはボタンではなく、グリップ下についているレバーを引くこと行います。
現代銃に慣れていたので、慌ててしまいました💦

ヘアライン加工されたマガジンはシングルカラムでかなり薄目です。

装弾数は12発。

黒いボタンの放出バルブはカッコいいですね。
HOP調整

HOP調整はホールドオープンして行います。
バレル後端の穴に付属の六角にて調整しましょう。
実射!

0.2gBB弾で、78をマーク。かなりいい方ではないでしょうか。
まとめ
ルパン三世のP-38というよりも、第二次世界大戦中仕様のP-38。
装弾数が12発とフィールドでは不利かもしれませんが、かなりのロマンを感じます。
マルゼンの銃なら集弾性も抜群、とてもいい銃だと思いました!
今日はこのあたりで。
ではみなさん、よいサバゲーライフを!!

writer:まえやん





